江詩丹頓、新作腕時計「Patrimony Automatic」がタッチ操作対応機能を搭載
スイスの高級時計ブランド、江詩丹トン(Vacheron Constantin)は2023年秋に発表した新たなモデル「Patrimony Automatic」で、現代的なユーザーインターフェース技術を取り入れた革新的な腕時計の開発を進めています。この新作では、伝統的でありながらも革新的なタッチ操作機能が搭載され、古典美と未来的要素が見事に融合したモデルとなっています。
江詩丹トンは、その歴史の中で常に最先端の技術を取り入れつつも、伝統的な製造技法を尊重してきました。この新しい「Patrimony Automatic」では、その伝統を継承しながら、現代のライフスタイルに適応する機能性を追求しています。
新モデルの特徴は、文字盤上の各種機能をタッチ操作で選択可能にする機能です。これは、江詩丹トンが初めて搭載した革新的な技術であり、この時計は複雑な操作も直感的なユーザーインターフェースで行うことが可能です。例えば、デイ?ディスプレイ(一日表示)、クロノグラフのスタート?ストップ?リセットなど、従来ではボタンを使用して操作していた機能が文字盤上でタッチするだけで簡単に行えます。
この新作は41mmサイズのステンレススチール製ケースに、自動巻きムーブメントを搭載しており、約65時間のパワーリザーブを持っています。また、クラシックな円形文字盤には、ブルーやホワイト、ブラックなど多彩な色が用意され、装いを選ばないデザインとなっています。
このモデルは2023年秋から販売が始まり、江詩丹トンの公式サイトや特選時計店で購入可能です。価格は15万スイスフラン(約245万円)からとなります。
江詩丹トンはこれまでも季節ごとの新作を発表し、時計愛好家の間で大きな注目を集めていますが、「Patrimony Automatic」の登場により、新しい時代に向けての新たな一歩を踏み出したことが明らかになりました。